大会趣旨

MC900065499 事業実施の背景

2016年1月17日、私たちは阪神・淡路大震災発生から21年を迎えます。震災の経験者には、他地域・次世代に対して防災や減災について、あるいは災害時のボランティアなど、社会貢献活動のあり方や必要性について伝えていくことが求められています。

2015年2月、学生・市民が防災や社会貢献について日常的に意識し、互いに意見を交える機会とすべく、「第6回防災・社会貢献ディベート大会」を開催いたしました。参加いただいた方々から、その教育効果等について非常に高く評価いただくことができました。

この度、「第7回防災・社会ディベート大会」を開催いたします。これまでの大会と同様、ディベートを通して知識と意識を高めあうことで、広く社会に防災・社会貢献の意義を広めていくこと、更には市民や学生が交流することにより、防災・社会貢献に関するネットワーク構築に寄与することを目指します。

 

MC900065499 期待される効果

防災・社会貢献ディベートはエビデンス(論拠)を集める過程で過去の災害やノウハウ、法・制度等の知識を得るとともに、討論の過程で相手の主張を理解、事実誤認や不十分な説明を指摘、説得しながら、プランを立論・検証していく能動的な学びの場です。

これまでの大会から見えてきた効果として、①地域のこれからを担う若い世代が防災や社会貢献に関心を持ち、深い知識を会得するきっかけとなること、②防災・社会貢献に最も必要である瞬時、的確な判断力を体得する機会となること、③出場選手のみならず、友人、家族、オーディエンス、指導教官等、関係する多くの人に好影響を与えていることが挙げられます。

今回、義務教育課程での「防災」をテーマとします。阪神・淡路大震災以後、神戸の人々の手により、防災教育の体系化が加速したと言っても過言ではありません。その必要性や意義、プランなどについて議論を重ねます。参加者だけでなく大会に携わるすべての関係者が当事者意識を持ち、防災について考える機会とします。

これまでの取り組みで、のべ300人を超える高校生・大学生・市民がディベート大会に出場しています。そのなかで、福島県等の被災地を含む県や市の職員、あるいは防災減災NPOを立ち上げて地域の安全安心や復興を先導する職を選択した若者、防災を学ぶことができる大学に進んだ若者も少なくありません。今大会を通して、防災や社会貢献活動の中核となる人材育成・スキルアップに貢献することも目指しています。